昭和52年9月　  万緑百号記念市原俳句大会
　　中村草田男特選　 　製鉄のすでにその色汗拭ふ

　平成2 年　　　　原人五百号記念大会
　　第２位　　　　 　　青田道どこまで行けば人に遇ふ

　平成5年10 月　　第１２回時雨忌全国俳句大会(江東芭蕉記念館)
　　桂　信子秀作　　 　深川に澱む木の香や夜の秋　　

　平成18 年　　    句 集「海」より
　　小澤克己選　　　 　記念樹の小ぶりながらも初紅葉　

　平成19年9月　　 信州さらしな・おばすて観月祭
　　田中　保特選　 　　黒潮の縞着て糶られ初かつお

　　宮坂静生秀作　　　 遠く来て鬱金のやうな月に遇ふ

　平成20年10 月　 第９２回千代女全国俳句大会
　　星野　椿選　　 　　欲得を捨てし齢の涼しかり

　平成20年10 月　 ねんりんピック鹿児島2008
　　准　賞　　　　　　 産声は一家のちから寒明くる

　平成20年11 月　 最福寺秋の俳句大会
 　　大会賞　　　　　　 天と地の影もひといろ冬紅葉

　平成21年4 月 　 東金最福寺花祭俳句大会
　　大会賞　　　　　 　城山は風のまほろば花吹雪

　平成21年9 月 　 奥の細道羽黒山全国俳句大会
　　辻　桃子秀逸　 　　芭蕉忌や出羽のことなら生き字引

　平成22年4 月　　最福寺花祭り大会
 　　大会賞　　　　　　 逢ふときも別れるときもさくらかな